文・荒川じんぺい/写真・荒川たみこ

 ■森の住人


    ピン助リスの一日

●編集更新●    
    昆虫デジカメ採集

    動物たちとの出会い


我が家の小さな森に
    朝日がのぼりました。


「オハヨー。 ハラへった、ハラへった」


「オヤ、けさはベランダの先客は、
           まだのようだ……」

ベランダには、アカゲラの大好きなマメやクルミがおいてあります。

シジュウガラは、クルミにむちゅうです。大好きな ヒマワリのタネも あります。

「ねぼうしたワリには、
   ごちそうにありつけたワい」

ピン助の目に、ヒマワリのタネが見えました

ヒマワリのカラを「カリカリ」とむいて、たくさん食べました


「おいしいなぁー」


する―と、
だれかに見られてる気がしました……


「ギャー!たいへんだー」

食事どころではなくなり、
      あわててにげだしました。
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ガラス戸のむこうに、ピン助の大キライな ネコの きょうだいがジーッと のぞいていたのです 。


でも、まだおなか一杯になりません。
にげながらも、しっかりクルミの実をホホのフクロにつめていました。



庭のテーブルには、ヒヨドリの好物のミカンとリンゴもあります。
ピン助は、デザートまで食べることができてまんぞくで水を飲みました。

クルミの枝に、からだをいっぱいにのばして、おひるねです。

  「グぅー、スー、ピー」

ピン助は、どんなユメを見てるかナ。

春がきた、ゆめかなぁー。




セミがいっぱい鳴く夏かな……。




それとも、真っ赤にもえる秋かしら。



ピン助は、雪のつもった冬もきらいではありません。



ベランダに、いつもごちそうがいっぱいおいてあるからです。


木の上から見える八ケ岳も、夕やけに赤くそまりだしました。
ピン助は、しあわせな気分のいい一日だったとうれしくなっていました。


夕日にそまりながら、家へとかえっていきました。        <おしまい>

               
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