■森の恵み  

        木の実のリキュール

         ▲Baku

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

■警告■
木の実は森の生き物たちの食料である。近年、木の実を根こそぎ取るような輩が増えているのも事実だ。両手にいっぱい取れば、果実酒は愉しめる。節度を守っていただきたいものである。

     Top▲Baku

森を味わう

 秋の木の実も嬉しい山の幸だ。そのまま食べてもうまい木の実もあるが、里山に住む人たちはジャムなどの保存食だけでなく、焼酎に漬け込む ことにより薬用酒や強精酒として利用し楽しんでいる。
  現在の酒税法では、個人で発酵させて自家製の酒を醸造するわけにはいかないが、梅酒を漬け込むように市販の焼酎に漬け込む果実酒は許されている。手軽にできる代表的な三種類の木の実を、三五度の焼酎に仕込んでみた。


ヤマナシ 山地の日当たりの良い、沢筋に自生する落葉高木。大きい木になると十数メート ルにもなる。この実は、熟して自然落下したものを拾う。食べるより香りを楽しむ果実。サルナシと同じ漬け方で仕込むが、砂糖を入れずに安いブランデーに漬けると、最高の香りが楽しめる。永くつけると身が崩れる。 ボケ どの山林に入っても自生している落葉小低木。クサボケが正しい名称で、北関東では、シドメと呼ぶ。渋みが強く、食べるより香りを楽しむ。愛車に1個入れておくと芳香剤よりも良い香りだ。果樹洒にはピッタリな実だ。軽く水洗いし、砂糖を少なめに入れ、濃い琥珀色になると飲みごろになる。ブランデーにも合う。 サルナシ この実を食べて篤いた。キウイフルーツの昧である。キウイフルーツの原種だと聞 き納得。軽く水洗いし、ビンに焼酎を六〜七分目入れ、1リットルに大さじ2杯の砂糖を入れる。しかし、辛口を好む人は入れない。二か月で淡い琥珀色になり、三か永くつけると身が崩れる。月以上は 熟成させる。